生け花教室を口コミなどから分析!

草木を愛した天皇によって確立された、嵯峨御流の魅力

天皇が生み出した流派、嵯峨御流

みなさまは生け花の流派はいくつ知っていますか。お花に興味のある方は三大流派という言葉を聞いたとこがあるかもしれません。それらは池坊・草月流・小原流と呼ばれており伝統を守りつつも現代のかたちに合わせて日々進化してきました。
三大流派以外にも日本各地にはさまざまな流派があります。流派を確立させる人物は僧が多いのですが、そんな中で天皇が確立させた珍しい流派があるのをご存じですか。今回は数ある流派から嵯峨天皇を開祖とする嵯峨御流(さがごりゅう)についてご紹介していきます。

嵯峨天皇が一輪の花を生けたことから始まった流派

嵯峨御流は創流1200年を超える京都門跡寺院・嵯峨御所大覚寺の流派です。平安時代初期に嵯峨天皇が大覚寺大沢地の菊ガ島という場所に咲く菊を使って生け花を行ったことが発足のきっかけです。その菊の花の姿があまりにも美しかったことに心を動かされた嵯峨天皇は「後世花を生くるものは宜しく之を以って範とすべし」と言い、自らがお手本となってお花の生け方を広めていきました。嵯峨天皇の草木を愛する心・積極的に普及を進める行動力によって世に伝わっていった流派です。

基礎から応用まで、さまざまな様式

嵯峨御流の中には、大きく分けて「伝承花」と「心粧華」という2つの様式があります。
伝承花は嵯峨御流が誕生してから口伝や秘伝で伝えられてきた伝統を重んじる生け方のことです。生花・盛花・瓶花・荘厳華という4種類のものになります。その中でも荘厳華は仏前に供養するお花の生け方として誕生しました。「見る人の心が浄化されるように」と作られた様式であるため、特に彩が美しくフォーマルな雰囲気の生け方ができます。
心粧華は伝承花を発展させてできた新感覚の生け花と言われており、折り花・才の花・想い花という3種類のもののことを指します。植物の美しさを表現するという目的はそのままに、心の粧い(心で感じたおもむきや風情)を生け花で表現していきます。

実は初心者にもおススメな流派です

三大流派でなくても長い歴史のある芯の通った流派はたくさん存在します。
嵯峨御流には初伝・中伝・奥伝などのステップがあります。階級に分けられてしっかりと授業内容が組まれているため、初心者やブランクのある方でも安心して受講することができます。
また、生けた花の発表する場だけでなく神事・仏事・婚礼・宴席などの場に飾ることができるような生け方も教えてくれるところが嵯峨御流の強みです。幅広く多くの知識を身に付けていきたい方へおススメの流派です。

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